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3.宇宙に対する運動は存在しない。
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この章は抜粋(概要)です。 |
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宇宙に対する運動はありません。宇宙に対する位置もありません。すべての位置が等価です。
われわれは近くのものを見て、観察し、法則を見つける。そしてそれが我々の知らない遠い世界=遠望でもなりたつと考えすぎてはいないか。 |
2) 弱い力、強い力 |
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この章は抜粋(概要)です。
遠隔力と、近接力のことです。遠隔力=弱い力は物体を構成する質量すべてに働く重力のようなものです。
近接力=強い力は何かに作用すると作用されたものがその力を吸収しそれ以上作用を奥深くには持っていかない、充分近づかないと発生しない力で、強い作用を持って現れる、体積を形作る、主に多分電磁力が主体の力ではないかと思う。
地上では強い力が圧倒していますが、宇宙では弱い力が圧倒しています。
前述していますが、ここでいう弱い力、強い力は素粒子論の弱い力、強い力ではありません。(用語としてそのようなものがあったと記憶していますが、私は素粒子論の弱い力、強い力を知らない) |
3) 運動の特異点 |
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宇宙には運動の特異点はありません。つまり宇宙に対する運動はありません。加速度運動も絶対運動ではありません。それは弱い力の作用を及ぼされている物体の運動が、第三者によって観測されずに知ることができないからです。また第三者が、自身が宇宙に対してどんな運動をしているかを知るすべはありません。第三者も別の第三者によって観測されなければならないからです。宇宙に対する運動は存在しません。
人工衛星の中で外界を見ないで自身が加速度運動をしていると言う事を見つけることが出来ますか。潮汐力は発生しているわけで検出できないだけですが潮汐力は何かと何かが相対的に力を受けている(作用反作用ですから当たり前ですね)ことを物語っているだけです。運動に関しては何も言いません。どちらを基準に見ても、全く同じ事が起こります。都合の良い様に見れば良いだけです。
宇宙に対する位置はありません。すべての位置が等価です。どんなに運動しても宇宙での位置は変わりません。逆にどんなに運動していても、どんな運動(例えば加速度運動、慣性系である必要もない)でも運動していないのと同じ意味しか持ちません。
宇宙に対しては方向だけが意味を持ちます。運動や、位置は相対的な他のものに対するものだけが意味を持ちます。運動や、位置の他のものとの比較の集合的、相対的な意味付けが重要です。
近づいて遠ざかる2点は、2点と異なる運動をするどんな系から見ても近づいて遠ざかる。同じように互いに他の周りを回る2点は、2点と異なる運動をするどんな系から見ても互いに他の周りを回る。観測者の属する運動系は、自身がどんな運動しているかを決めるものは何もない。その系をを基準に観測する、つまり観測者は常に静止している。 |
4) コマ、潮汐力 |
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人工衛星にジャイロをつめば人工衛星が回ってているのがわかります。なんだやっぱり人工衛星は地球の周りを回っているではないか。その回転は宇宙に対する回転だ。宇宙に対する運動ではないか。私も最初はそう思いました。でも地球が人工衛星の周りを回っても全く同じことがおこります。
そんな馬鹿な!。現にジャイロを見ていれば人工衛星が回っているのが解るではないか!。そうです、人工衛星が方向を変えている−自転しているのがわかります。観察されるのは人工衛星の向きが変わっている事だけです。
方向は絶対存在です。方向が変わるという事が絶対的に捕らえる事が出来ます。宇宙に対して方向が変わるのです。この摩訶不思議。その意味で絶対存在です。しかし方向自身は相対存在です。地球の経線はグリニッジを通るものを0度と決めました。方向が決め事である事に異論を挟む人は少ないでしょう。しかし方向だけではありません。すべての存在が決め事なのだと思えてしまいます。
実際の人工衛星がどうかは知りませんが、良く図でかかれる人工衛星(ロケット)は進行方向にいつも先端を向けています。一周するとなんと、人工衛星(ロケット)は自身も一回転してしまいます。ジャイロはこの回転を検出しているに過ぎません。人工衛星が地球の周りを回っていることを示すものではありません。
潮汐力も地球が人工衛星の周りを廻っていても、人工衛星が地球の周りを廻っていても全く同じように発生します。系の差です。
人工衛星が先に述べたように進行方向に常に頭を向けていると地球のまわりを一周すると、人工衛星自身も一周します。人工衛星は地球に対して同じ面を向けています。月と同じように。
さて同じ条件で地球が人工衛星の周りを廻ります。つまり人工衛星が自転し、その自転にあわせてその周囲を地球が廻ります。するとどうですか。同じように人工衛星には潮汐力が発生します。人工衛星の地球から遠い方は若干弱い重力を受け続けます。私の潮汐力の理解が間違っているのでしょうか。
私たちは全員が宇宙の中心なのです。人だけではありません動物も自ら観察できるものすべてが宇宙の中心なのです。
コマは宇宙に対して回っているのではないか。この問題は悩みました。どう考えてもコマは回っているからです。しかし宇宙に対する運動は存在しないはずです。でも解決しました。コマは強い力によって形作られた物体です。 |
10)支配場
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この章は抜粋(概要)です。
運動−現象は発生源の場によって支配されます。
ローレンツ力とCRT(CATHODE
RAY TUBE、陰極線管=ブラウン管)
電子が磁場の中を運動すると、力を受けます。ローレンツ力です。磁場に対する電子の速さはなんでしょう。CRT(ブラウン管)はこの原理によって作られています。磁場は強力な電磁石で作ります。電子の運動はそんなに速くありません。せいぜい新幹線か、ジェット機くらいです。新幹線の中では進行方向に向かって座り、テレビを見れば電子は進行方向と反対に発射され、新幹線の外からはとまっているくらいになります。でもテレビの画像はちゃんと信号(電磁石の強さ)によってきれいな絵を描きます。あれれおかしくないのかな。止まっている電子が磁場の影響を受けている。
磁場の発生源の運動によって磁場が動いています。その動いている磁場に対する速さで電子が振舞います。
他のあらゆる場合でもこう言う事が多いのではないでしょうか。地上では地球の重力場が圧倒しています。私には日が東から昇り、西に沈むように見えます。あなただってそうでしょう。見えることが正味起こっていることではないと言うことも分かりますが、それとは別の見方が正しいと言うこともないと思います。単に考え方だけの問題ではないでしょうか。でも誤解しないで下さい。天動説を唱えるつもりは毛頭有りません。この運動を決めるものは何もないということです。
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11)設計図 |
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この章は抜粋(概要)です。
物の図面を書くとき中心線を書きます。その中心線に対する位置で書いていきます。宇宙だってそれと全く同じでは有りませんか。中心線を決めそれからすべての思考(系−系とは思考の対象を言う)が始まります。どこが中心でもいいのです。考えやすいところが中心です。地上では地球が、太陽系では太陽が、銀河系では銀河の中心が中心です。宇宙では−そんなもん有るかいな!。いいや実際それは地球です。地上ではあなた自身です。
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