5. 進化(加齢)の鍵(なぜ進化するのか−時間が過ぎていくのか)はゆらぎに宿る。

この章は抜粋(概要)です。
ゆらぎにより、事象がゆっくりと進化する。進化とはゆらぎの大きな流れの一局面である。
では無限に進化するのか。できればそう思いたい。
私たちは加齢の流れのひいき(=益ゆらぎ?、人にとって都合の悪いのは害虫、都合いいのは益虫のたぐい)のうたかた(泡沫)のようなものかもしれません。
淀んではいないけれど、偶然にできた泡がずーと生き長らえている。
でも不思議なことに泡は消えずにいつもあります。
受け継がれていくってそういうことかもしれません。
そのひいきのうたかたが、ひいきを作り出している。
人工の何々、文明やら、文化やら。
方丈記の影響受け過ぎか。それとも大陸移動説か。


1) 確率
この章は抜粋(概要)です。
2の16乗の目(65536)のさいころを振ると、大抵400回ですでに同じ目が出てしまいます。65000個もの他の値があるのに何故今までに出た値が出てしまうのでしょう。

2) ゆらぎ
この章は抜粋(概要)です。
不思議なえこひいきな現象です。数学は自然の映しだと言いました。自然界に進化があるのなら数学でもその映しの現象が現れるはずです。それは数学は自然の映しであることの証明にもなりますし、進化を解く鍵にもなります。それは遺伝子と発生に隠されていそうな気がします。

4. ゆらぎはなぜ進化するのかの解。
1) 果たして出るか
この章は抜粋(概要)です。
ホフマンは乱数は圧縮できないといっています。ではなぜ進化してしまうのでしょう。乱数と進化は関係ないようですが、非常に深く結びついている気がします。
なぜ進化するかという問いは、ゆらぎにより場がトラップされ空間から物質が生まれるならば、数学でもゆらぎ=乱数から何らかの方法で非常にゆっくりと突拍子もないことが起こるのではないかということを暗示させます。

4. すべての物質は情報に帰結する。
この章は抜粋(概要)です。
物質が空間の特殊な形態であるならば、原理的には空間からどんな物質も作れます。
瞬間移動(テレポート)は、物質である空間の構造を分析し、情報に帰結し、その情報を伝達しその場で複製することにより可能です。どのくらい早く、どのくらい自動的になされるかと言う問題になります。大量生産では現に設計図から大量の複製を生産します。ちょっと違うけど、似たようなものでしょ。
でも多分ハイデルベルグの不確定性原理と似た、再現できないという法則があり、偶然起こったことは再現できないのだと思う。歴史は一度しか起こらない。