9)あとがき この項はうまく説明できません。昔考えて何故こう考えにいたったかという文章があります。そちらのほうが判りやすいかもしれない。 時間についてはもっとうまく説明しようとしましたができてませんね。 勿論、周期運動はどこでも見かけることができますし、記憶もあるし、その記憶の中の運動などの類推から周期運動の数えが増えたときにどんな動きをしているか想像することができます。それは社会活動についても同じです。過去の経済状態(=記憶)の学習からこのような局面では周期運動の数えが増えれば金利は上昇する(未来)ということがわかります。時間とはこのようなものです。その本質は周期運動の数えです。2次局面的には加齢です。 マクロの量子力学の世界で、速さが意味をなさなくなり、エネルギーのみが変化をもたらす。(解釈間違っているかな。でもそういう面有るでしょう)また極大の世界で速さが意味をなさない現象もあるのではないかという気がします。つまり時間が存在しない。こちらの世界が宇宙の本質であるような気がします。時間の存在する地上は特殊な世界です。ちょうどすべての物体が地上にへばりついているように。宇宙ではすべての物体はふわふわ浮いています。 物理学でいうような絶対的な存在ではないという感じがします。 相対性理論の中で時間が遅れるとか、進むとかいいますが、同じであるべき、ある系にある周期運動の数えと、他の系にある周期運動の数えとの対比が狂ってくるという意味になります。でもどちらが基準。どちらでもありません。運動の特異点は存在しないのですから。強いていうなら私達(自分)のいる系の運動に属する周期運動が基準です。 でもコマ運動は絶対運動だから、絶対的周期が存在するのだろうか。だとしたら絶対時間が存在することになる。やはりコマ運動は最大の不思議かもしれない。 構造物(茶碗でもビルでも)の破壊は強い力によってなされる。だから速さが重要な意味をもつ。高速でぶつかるものは破壊力を伴い、結合力を超える力で構造を破壊する。それは強い力がすべての質点に同時に伝わることがないからである。それは結合の力を脅かす。 一方、質点と考えられる原子や、完全剛体は速さでは破壊できない。結合の力を壊すことによって破壊できない。エネルギーのみが素粒子を変遷=破壊できる。 閑話休題 2つの実験 光速に関する実験 1)支配場の考えが正しいとすれば、地上にはいろいろな速さの光が届いているはずだ。銀河の中ではほとんどの星が地球と、同じ運動をしているかもしれない。しかし太陽系、特に地球に対し光速の何パーセントかで運動している星の異変が光によって観測されるときがくる。火星などに置かれた観測装置と、地上での観測の時間は精密に測定できる。火星と地球の距離も測定できる。そうすると遠い星からきた光の速さが測定できる。速さは地上で観測される光速と変わっていないだろうか。 2)あるいは季節によって、統計学的に優位さを持って星の明るさに差が出ないだろうか。公転により、地球が星に近づいているときと、星から遠ざかっているときで差がないか。なるべく公転面に近い星を選ぶといい。 コマ運動の実験 1)コマ運動は宇宙に対する唯一の運動である。宇宙に対する運動はこの運動以外には存在しない。高速回転する鏡面仕上げの球体の赤道に光を当てて反射光を観測する。回転速度の違いで、または右回りと左回りで反射光に変化がないだろうか。もちろん凸面鏡になるから反射したレーザーは広がりをもったレーザーとなる。絶対運動の証として差が出るような気がする。 |