5)物質の起源 ☆ 運動の話の中で非常に悩んだことがあります。それはコマは回っているのかいないのかということです。回転の証として遠心力があります。実は自転と、公転は最初同じ類のもの、自転は公転の特殊形態だと考えていました。それでいつでも行き詰まりました。そして自転は全く別の唯一の宇宙に対する運動だと気がつくまで悩みました。その中でどうしても避けてとおれないこととして「物質とは何だろう」ということがあります。今回は運動のことについて書きますのでさらりと流します。またここは一部空想の世界でもあります。 物質とは空間の特異な領域である。 また総ての物質の存在は集合論的(=相対的で)である。 物質とは、物があるのではなく、場の状態による、空間の性質である。物質もまた空間であり、同じ状態の空間の領域との間で排他領域を形作る空間の領域である。本質的には物質を形作る空間も、通常の空間も空間としては何ら変りはないし、エネルギーを通して相互に変遷する。その空間(場)の特殊な状態(=物質)も、別の空間(場)の特殊な状態(=物質)の存在が有って始めて分かる、相互依存している。 いや、逆にエネルギーを通して遷移するから物質と、空間は根本は同じと考え始めたのかもしれない。 そしてこのことがコマ運動の本質と深くかかわる。物質についてはまた再び述べたいと思う。ここではコマ運動の本質とのかかわりで、物質が空間の特異な領域であるという主張だけにとどめる。 以下空想(多分こんなになってないかなと思う) 空間の特殊な状態(=物質)とは場がトラップ(結合、揺らぎのわなです。)して一体となり結界を張り、他の物質と呼ばれる同質の特殊な状態の空間の領域と排他領域を持つことである。言い換えれば、排他領域、お互いがお互いを排他するトラップされ安定化した場のひずみの空間の領域が物質である。詳細は「かくあれかし」の物質を見てください。 |