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U.様々な考え
8)銀河の誕生(これどうでしょう)
エネルギーが物質へと析出するときは、場の揺らぎがトラップされ安定的な素粒子に生まれ変わります。安定的とは寿命が長いと言うことです。この揺らぎのトラップは滅多に起こるものではありません。揺らぎを試行してトラップが起こるのかPCでシュミレーションしたことがありますが起こりませんでした。母数の大きさに関係があるようです。見つけられないだけだと思っています。
この非常に起こりにくいことが起きると、その近傍はその起こりにくいことが非常に起こり易くなり、また素粒子が発生します。この素粒子は方向性を持っていて、最初の素粒子が次の素粒子を誘引するのは限られた平面方向の限られた距離だけになります。しかし今度は1つでは無く複数個の素粒子が特定の方向だけに発生します。
方向性があるとは界面の振る舞いが方向によって違うと言うことです。さらにそれは自転によってもたらされるような気がします。界面の振る舞いがその素粒子の周りの方向によって違うから自転していると言うのかもしれません。
さてその次は2番目に発生した素粒子の近傍でさらに同じように素粒子が発生してゆきます。これを繰り返してゆくと最初に発生した素粒子の回りは異常に物質が発生してゆきます。やがてこれが銀河の中心をなします。
また最初に発生したのとはもう少し遠い近傍でその領域で最初となる素粒子−われわれの太陽の中心となる物質−が発生します。つまり発生しやすいところが方向性を持った平面状に広がってゆきます。そこで発生するか、しないかも揺らぎの世界で確率の問題です。そうして中心は厚く遠ざかるにつれて薄い物質の層が出来てゆきます。
銀河の中心からの広がりで銀河が形成され、銀河の腕の中での局所的な中心太陽系が形成されます。そうして太陽系と銀河の形が似たものになります。ここにも自然のフラクタル性が現れます。
どなたか数式を作ってシュミレーションしませんか。
銀河の回転はどうして起こるのだろうか。
物質の誕生
私の考えはここが弱い。(ここも弱い、かもね)
地上ではエントロピーは確かに増加する。それでは宇宙、星間空間、銀河間空間、銀河群空間、はたまた大銀河群空間ではではエントロピーが減少する、つまりは物質が析出する広大な−ヒュージ空間(huge space)があるのだろうか。
たとえば地上の台風。台風の元となる、発生しかかる上昇気流と、それに吹き込むコリオリ力による渦巻き風はいたるところで発生しているだろう。幾千ものいや、おびただしい数のそのうちのいくつかが台風になる。その差は何なんだろう。そしてその発生しやすい領域ではポコポコいとも簡単に発生する。周りの環境が、もちろん海面の温度が上昇して発生しやすくなっていることは確かであるが。
もっと思うのは竜巻。あんな奇妙な考えられないような現象が地上で発生する。漏斗(funnel)が発生すること自体が不思議だが、それがさらに竜巻にまで発展してしまう。何がそうさせているのだろう。
(竜巻は最初雲の下から漏斗状の渦がヒョロッと顔を出し、それが地上にまで伸びて竜巻となる。)
エネルギーの揺らぎが物質に析出するとしたら同じような現象ではないか。
揺らぎのフラクタル性はどんなスケールでも、どんな環境でもつまり時空を越えてスケールを超えていたるところで顔を出す。

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