U.様々な考え

9)ワープ(異次元の世界)
私は四次元など考えてもしょうがないと言うつまらないことを申しています。少し空間のねじれについて考えましょう。
光が太陽の近傍をとおるときに太陽の重力によって曲げられることは観測によって明らかになっています。太陽の重力によって空間が歪んでいるのだそうです。地上では空気の密度によって光が曲げられることも知られています。蜃気楼とか、夏の逃げ水です。空気の密度によって空間が歪んでいるのでしょうか。片方が空間の歪みであり、片方が空間の歪ではないとしたら両者の違いは何でしょう。

光に絶対的な幻想を抱きすぎているのではないかと言う気がします。光は水中で遅くなりますし、空気の密度によって曲がってしまいます。空中を進む速さが変わるからだけなんですが。何より鏡や、物質に反射します。こんなたわいも無いものがどうしてスーパーパワーなんでしょう。音の波と全く同じ捉え方をしてもよいのではないかと思います。その媒体は?。この点は後で述べます。
蜃気楼では明らかなように、私達はその現象が起こっている近傍でまっすぐに例えば車で移動することが出来ます。明らかに空間が歪んでいるのではなく、光が曲がっているだけです。太陽の近傍でも光さえ曲げてしまう重力の力に逆らえる高性能ロケットでは、光のように曲がらずに、太陽の近傍を直線で通過できるのではないでしょうか。ここでも光が曲がっているだけではありませんか。それとも光が曲がっている方向以外に運動はできないと言うことなのでしょうか。私にはどんな手段であれ、曲がっていることがわかるのならば真っ直ぐに進むことは出来るような気がします。
蜃気楼ではどうでしょう。水中でも屈折した光と関係ない方向に移動することができます。私が言いたいのは太陽の近くを通る光の曲がりと、蜃気楼による光の曲がりも曲がりに作用するものは同じではないかと言うことです。何も重力だけを特別視することはないはずです。
よしんば空間のひずみがあったとしてもそれは観測されません。それが真っ直ぐなのですから。観測されないものを持ち出しても仕方が無いのではないかと言う気がします。いかがでしょうか。
とは言うものの、たとえば宇宙のA地点からB地点へ向かうのに、同じ速さで行ってもAからBと、BからAではかかる時間が違うとなるとこれはもう大変です。こういうのが空間の歪みなんだろうなあ。
あるいはまっすぐ運動しているものを俯瞰したら曲線になっている等もありなんだろうな。

光速は背景輻射の中で遅くならないのだろうか。水中や、空気中で遅くなるのなら宇宙の背景輻射の中でも遅くなっているはずです。